2024年度後期の連続テレビ小説「おむすび」が放送間近となり、期待を隠せません！
そんな「おむすび」ですが、放送開始前から別の朝ドラ「ごちそうさん」と少し似ているなんて声も上がってきています。
本記事では、2013年後期放送の「ごちそうさん」と、2024年後期放送の「おむすび」の朝ドラを比較していきます！
それぞれのあらすじ
まずはそれぞれのあらすじを入れておきましょう。
ヒロインの性格や時代背景に注目しながら読んでください！
2024年度後期朝ドラ「おむすび」のヒロイン選定に際してオーディションは行われず、NHK側から橋本環奈側へオファーされました！
2024年度後期朝ドラ「おむすび」のあらすじ
ヒロイン・米田結は、福岡・糸島に住み、「毎日平穏無事に過ごせて、おいしいものさえ食べられたらそれでいい」と思って生きている普通の高校生。
というのも、阪神・淡路大震災を経験しているから。大地震で被災するまでの幼少期は、神戸で生活を送っていました。
しかし、個性豊かな周りの仲間たちと関わっていくうちに、「人生をおもいきり楽しんでいい」と気づきます。
糸島、そして神戸、このふたつの土地での経験を通して「食と栄養」に関心を持った結は、あることをきっかけに「栄養士」を目指します。
「人は食で作られる。食で未来を変えてゆく。」
活動の範囲は結の身近な存在から全国のみなさまへと、どんどん広げていきます。
2013年度後期朝ドラ「ごちそうさん」のあらすじ
ヒロイン・め以子は、東京の洋食店で生まれ育ちます。食いしん坊で明るい性格のめ以子。
成長しため以子は大学生・西門悠太郎に恋をし、大阪に嫁ぐことに。
義姉・西門和枝から数々の「いけず」を受けるが、持ち前の明るさで家族のわだかまりを解いていきます。
大正末から戦後の時代を背景に、「食べ、食べさせ、生きる」ことの大切さを伝えたドラマです。
テーマの「食」が共通部分！
ドラマタイトルやあらすじをみてもわかる通り、「おむすび」も「ごちそうさん」も「食」がテーマです。
そして、どちらのヒロインもおいしいごはんがだいすき！
このあたりのイメージから「おむすび」が「ごちそうさん」に似ていると言われているのかもしれませんね。
それぞれの時代背景は？
それぞれの時代背景についてですが、ここは異なります。
「おむすび」は平成、「ごちそうさん」は大正末から戦後の昭和が時代背景にあります。
ただ、時代背景は異なるものの、どちらも大震災が起こった時代が含まれているのです。
- 「おむすび」：1995年(平成7年)の阪神淡路大震災
- 「ごちそうさん」：1923年(大正12年)の関東大震災
ただし、「ごちそうさん」ではヒロイン・め以子は、既に大阪へ嫁いだ後に起こった地震のため、め以子に直接的な被害はありません。
しかし、2024年度放送の「おむすび」では、この地震が大きなポイントとなってきそうです。
舞台が被っている？
舞台については、一部被っており、確かに「ごちそうさん」を彷彿させる点ではあります。
- 「おむすび」：福岡県糸島市、神戸、大阪
- 「ごちそうさん」：東京、大阪
また、それぞれ大人になってから関西へ移るという点でも、似ていると言われる理由なのかなと思います。
というのも、2013年度朝ドラ「ごちそうさん」では、ヒロインが嫁ぐ際に大阪へ、2024年度朝ドラ「おむすび」ではヒロインの高校卒業後神戸へという舞台移動があります。
ということで、「おむすび」と「ごちそうさん」は、地域移動をする流れが少し似ているかもしれませんね。
それぞれの野球部キャラが実の兄弟？！
2013年度朝ドラ「ごちそうさん」では、ヒロイン・め以子の長男として西門泰介役を菅田将暉さんが演じました。彼は、甲子園を目指す高校球児でした。
また、2024年度朝ドラ「おむすび」では、ヒロイン・結の幼馴染で高校のクラスメートの古賀陽太役を菅生新樹さんが演じます。
実は「ごちそうさん」に出演された菅田将暉さんと「おむすび」に出演予定の菅生新樹さんは、実のご兄弟です。
高校球児といえば、坊主のイメージがあるので、おふたりとも坊主にされていて雰囲気がそっくりです。
関連記事>>朝ドラ「おむすび」の古賀陽太役は菅生新樹！ドラマ初出演？
同じ出演者がいる
「おむすび」にも「ごちそうさん」にも、どちらにも出演されている役者さんが３人もいらっしゃいます！
そのうち２人はどちらでも重要な役を演じているので、それぞれの作品が似ているといわれるのもなんとなくわかります。
両方に出演される方は以下の通りです。
- キムラ緑子(西門和枝役→佐久間美佐江役)
- 宮崎美子(西門静役→米田佳代役)
- 岡嶋秀昭(？→福田康彦役)
以上の方たちについて、少し深堀りしていきます。
キムラ緑子さんと宮崎美子さんについて
キムラ緑子さんと宮崎美子さんはのお二人は、2013年度朝ドラ「ごちそうさん」で、親子を演じていて、ヒロインの嫁ぎ先の義姉と義母という役柄でした。
2024年度朝ドラ「おむすび」では、宮崎美子さんがヒロインの祖母・米田佳代という重要なキャラクターです。
一方キムラ緑子さんは、「おむすび」では総菜屋/結の友人の母・佐久間美佐江役を演じます。神戸編で重要なキャラクターのようです。
岡嶋秀昭さんについて
最後に岡嶋秀昭についてですが、あらゆるリサーチを施しましたが、「ごちそうさん」での役名がわかりませんでした。
ですが、xのご本人アカウントの過去ポストにて、出演されていたことがわかります。
そして、「おむすび」では整体師・福田康彦役を演じます！神戸編で活躍するキャラクターのようです。
震災後、米田家が糸島に移住したあとも、一家のことを気にかけ続けるようで、もしかしたら神戸編のみならず、糸島編での出演もあるかもしれませんね。
2013年の朝ドラでは役名が無かった俳優さんが、2024年の朝ドラでは役名があり、さらに公式HPで紹介されるほどの役をゲットされているのも、朝ドラを長年見てきて楽しめる点ですね♪
まとめ
本記事では、『2024年度後期朝ドラ「おむすび」は「ごちそうさん」に似ている？』と題して、２つの朝ドラについて比較しました。
結果としては、似ている条件がたくさんありました。
- 「食」にまつわるテーマ
- ヒロインがご飯大好き
- 時代背景は異なるが、どちらも大震災が起こっている
- 舞台が関西圏
- 高校球児の役者さんが実の兄弟で雰囲気そっくり
- 両作品に出演している役者が３人いる
似ている条件はたくさんあるものの、朝ドラ「おむすび」でヒロイン・結がどのように成長していくのかとても楽しみですね。
